外壁も伝統構法や三、四〇年前までの在来構法では、すかすかだったので、換気はとくに問題ではありませんでした。外壁の換気が問題になったひとつの理由は、防火のためにラスモルタル塗り(ラスは塗壁の下地に用いる金属製の網)が普及したことです。板壁とちがって、外壁を密閉してしまいます。モルタルのひび割れしたところからの雨漏りは、そこらじゅうでおこっています。また冬場に室内で焚いた石油ストーブから出た水蒸気は、外壁に入ってモルタルの内側で冷やされて結露します。
[おすすめサイトのご紹介]
> 越谷市の土地
> 上永谷の賃貸
> 椥辻の賃貸
> 西武国分寺線(東村山)の新築マンション
> 入曽の賃貸
これらの雨漏りや結露が生じた場合、まず乾きません。ことに、最近では断熱材を入れることが普及してきていますが、断熱材を入れた場合、壁の中での結露は建物にとって致命的です。そこで現在では、外壁通気構法が普及してきています。ラスモルタルやサイディングなどの仕上げ材と軸組とのあいだに、通気層というすきまを設ける構法です。もし外壁内が結露してもすみやかに乾燥するように、換気ができるようにするわけです。施工をきちんとおこなえば、効果が期待できます。以上のように、構法的に水をコントロールするのが、腐朽をおさえる要点です。しかし、それを完璧におこなうことはなかなかむずかしいので、現行法規では、木造の下部には防腐薬剤を使うことを義務づけています。