世界のメジャーであるエクソンとモービルそのものも合併しエクソンーモービルとなっている。つまり、日本における石油元売は外資系の「東燃グループ」と英国のロイヤルーダッチシェルに事業譲渡された「昭和シェル石油」、それに民族系の「ジャパンエナジー」と「コスモ石油」、独特の経営を続けてきた「出光石油」、最大手の「日石三菱」の6グループに再編されたといっていいだろう。その背景には、ガソリン生産枠の廃止といった規制緩和の流れがあったことや、過剰ともいえるほどのGSにおけるガソリンの値下げ競争などがある。セルフスタンドの解禁も安売り合戦に拍車をかけている。01年末現在セルフー206店を含め全国5万2000のガソリンスタンドの多くは、基本的には元売からは独立した経営で、いずれも愛知県が本社の宇佐美鉱油、一光などが大手である。年間の原油輸入量は5億5000万バレルで、その金額は4兆9300億円(2000年)である。ジャパンエナジーは子会社の日鉱金属と02年秋に経営統合の予定。