木造在来工法の大手ハウスメーカーに発注したNさんの場合、上棟検査からインスペクションを開始することになりました。途中からの検査なので、配置が正しいかどうかをいちおう確認したのち、次の項目を順次検査していきました。・屋根野地合板の釘打ち・構造金物の設置状況・外壁合板の釘打ち・床合板の釘打ち・構造材が設計図と合致しているか・構造材と合板の含水率測定。これらの検査で是正項目がかなりあり、次回是正完了時の
玄関ポーチの土間コンクリートが宙に浮いている!... の続きを読む
単純に考えれば、窓などの開口部の面積は大きいほうが日射を多く見られますが、日射量とガラスの熱貫流率によって熱が逃げる量のバランスなどに留意する必要があります。窓を設ける位置と面積は、方位や周辺の建物や樹木による影、部屋の使用目的などを考えて決めます。南面は、冬は低い角度から夏は真上から差し込みます。このため庇などによる夏の日射遮断が容易です。そこで南面の窓を広く取って効果的に日射を採り入れます。日
日射を採り入れる... の続きを読む
新築がきっかけとなって、家族が崩壊していく例もたくさんみました。両親が、自分かちの生活を切り詰めてまで、家族の幸柵を願って住宅建築を決意する。そこまではいいのです。そこで犠牲になるのは、ほかでもない子どもたちです。ローンの返済のために、ある家族は共働きを始め、それまでいつも家にいた母親が留守がちになってしまう。会社から遠い土地に住宅を建てたばかりに、父親の帰りがますます遅くなる。あげくのはてに疲れ
ニューモデルが出ると古いものをお払い箱に... の続きを読む
メーカーはさまざまな実験のうえで自社の製品を市場に出しているのであるが、建物の環境や、施工時の条件などによって期待どおりの性能を発揮できない。このことから判断すると、塗替えに際してのさまざまな条件を考慮したうえで、十分に施工実績のある材料を選択することが無難といえる。鉄部塗装は、計画修繕のなかでも比較的短期間の周期でおこなわれるものである。一般に、三〜五年の周期でおこなわれるが、対象部位の立地条件
三〜五年の周期でおこなわれる... の続きを読む
「品質ということでは、確かにプレハブ工法の家は、工場生産された部材を使う分、精度は高いといえるだろう。デザインや耐震性なども大手メーカーはしっかり研究していて、優れていると思う。ただ、地域の工務店だって先進的なところは木造軸組工法の改良、合理化に取り組んでいて、品質では決して見劣りしないようになっているよ。たとえば、公的な基準である住宅性能表示制度でどの程度の等級をとっているかをみると、大手メーカ
安くていい家ができるとは限らない... の続きを読む
木が燃えることは確実です。しかし、木の家が火事に弱いかというと、必ずしもそうではありません。直径の小さい木や薄い板なら別ですが、ある程度の厚みのある柱や梁は、簡単に焼け落ちません。表面が燃えても、炭になった部分が酸素と熱を遮り、中まで燃えるのを抑えてくれるのです。木の炭化速度は1分間に0.6〜0.8mといわれ、30分燃えても反面から2mほどしか燃えないので、太い柱や梁はしっかりと残ります。対照的な
耐火性について... の続きを読む
現在の住宅は、昔の建物とはくらべものにならないほど暖かくなりました。密閉度は高くなったのですが、「気密」を意識して造っているわけではないので、「狙った気密」ではなく、「できてしまった密閉」状態といえます。じつは、この中途半端な密閉がいちばん始末が悪いのです。この「できてしまった密閉」とは、「相当すきま面積」でいうと、三〜五d/平方メートル程度の住宅です。現在の新築住宅の多くは、この程度の気密になっ
良好な換気を確保するのは、意外にむずかしい... の続きを読む
小学2年生の1人娘の子ども部屋を、13畳以上にしたいといれるお客さまがおられました。その理由は、「子どもをのびのび育てるには大きい部屋の方がいいし、結婚して子どもが生まれ、彼女が孫を連れて里帰りをしたときのことを考えると、それくらいないと狭いでしょう」ということでした。母親は、いま大きい部屋にしておけば将来リフォームしなくてもよいし、子どもの将来まできちんと考えた、よいアイディアだと思ったのでしょ
大きい部屋にしておけば将来リフォームしなくてもよい... の続きを読む
浴室は、できるだけぜいたくに考えたい所です。素人が間取りを考える時、リビングルームとかキッチンを広々ととって、浴室などを狭くして我慢してしまうこともよくあります。本当は、毎日ゆっくりくつろぐ健康のためにも、浴室は広くとりたい所です。とは言うものの、あまり広すぎれば冬場寒いので、せいぜい一坪、あるいは一坪半くらいまでのスペースが、もっとも一般的なのではないでしょうか。入りやすい浴槽は、埋め込みか、半
浴室、洗面室、トイレのプラン・浴室について... の続きを読む
私は、転機を迎えたのだ。会社を解散し、その後、残ったメンバーを引き連れ、関連の企業に吸収され働いたが、もともとやりたい仕事でもなかったから、3年という期限を切ってあっさりこの仕事から身を引いた。その後、すでに資金もあったし、のんびりと喫茶店のような店でもやって余生を過ごそうなどと、まだ25歳であったのに年よりじみた発想をもっており、今から考えれば笑ってしまうが、当時あった喫茶店の専門学校に6か月間
転機を迎えた... の続きを読む